国境を越えて活躍する日本人の
モバイルライフを支える存在に。

a2network (Thailand) Co., Ltd.

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国境を越えて活躍する日本人の
モバイルライフを支える存在に。

組織改革で業績を急成長。

「どうすか最近、調子は?」
a2network (Thailand) Co., Ltd.のMD伊藤大己氏とのミーティングは、いつもそんなラフなトーンから始まる。そしてミーティングに入ると、データを重視するシャープな戦略家の顔が姿を見せる。かと思えば「子供の通う保育園で協賛したキッズウォッチが好評で・・」と子を持つ父の顔の一面もちらりと覗かせる。変幻自在というべきか。どこか捉えどころのない魅力を持つ人だ。

 

a2network といえば、今タイで最も勢いのある日系企業として注目を集める企業だ。タイで正式なライセンスを持つ日系携帯事業者として邦人向け携帯電話サービス「ベリーモバイル」を展開。現在の契約数は8000回線を突破。さらにTrueのポケットWi-Fiを無制限にアジア全域同一料金で使用できる「アジア周遊プラン」をタイで初めて開始。また企業のモバイル通信最適化をサポートする法人向けサービスに注力するなど革新的なサービスを次々と展開している。

 

伊藤氏がタイMDとして赴任したのが2013年11月。それからわずか3年にして回線契約数は3倍に成長。社員数は12名から39名に、2015年11月にはオフィスをプロンポンEmquartier内のBhiraj Towerへと移転した。
「思い描いた理想の企業の形に着実に近づいてきている」と伊藤氏。伊藤氏の赴任から同社のいったい何が変わったのか。

「赴任当初はとても会社と言える組織ではありませんでした。個々のスタープレイヤーに依存した個人事業主に毛が生えたような状態。まずは会社として自立できる組織作りを目標に掲げました」(伊藤氏)。会社の状態を図る数字がない、信憑性が乏しい中で、赴任1年目は業績向上は諦め、日々の業務や接客の在り方から見直した。定量評価できる仕組み作りに全リソースを注ぎ込んだ。
「幸いにも優秀で前向きなスタッフに恵まれました。《このメンバーならできる!》という確信を持って進められた」(伊藤氏)。結果的にチャレンジして失敗しても、何も挑戦しないスタッフより高い評価を与えるようにしている。日本人はもちろんタイ人スタッフには常に声がけをする。持ち味を活かし、やる気を引き出す。ゴールに向けて一丸となれる組織作りの秘密は、ブレない軸とスピード感、そして誰とでも気持ちよく仕事ができる伊藤氏の変幻自在のアプローチからくる包容力にあるのかもしれない。

 

THAI100は前任のMDの方からの引き継ぎた。「継続して何回線の契約につながる?」とシビアな目を光らせつつ継続いただいた。2016年8月の記念式典では協賛品としてWi-Fi端末を快くご提供いただくなど、THAI100の今後に厳しくも温かい目で期待をかけていただいている。

お客様一人ひとりの声を大切に顧客満足度94%以上を獲得。

ベリーモバイルの魅力は、何と言っても日本人スタッフによるきめ細かなサポートだろう。ひとり一人のお客様の要求やクレームには必ず耳を傾けることはもちろんだが、それらをデータとして蓄積し全社員で共有。さらに分析、新サービスの投入や改善に活かしてきた。同社への満足度の高さは、顧客アンケート( 帰任などによる解約者も対象)で実に94%が「満足」「大変満足」という結果が物語っている。

 

2017年、同社は「berrymobile2.0」と銘打ち原点回帰、新しいサービサーとしてのリスタートに取り組んでいる。例えば、自社の端末を投入して、市場に革新を起こすプロダクトを開発中という。さらに2017年1月にはWEBサイトもリニューアルを予定。弊社もWEBサイト制作に携わらせていただいているが、WEBマーケティングへの真摯な取り組みに、新しい展開への意気込みを感じずにはいられない。

「ベリーモバイルを使うことがタイ生活で当たり前の存在になるように、もっともっとサービス性を高めていきたい」(伊藤氏)

 

An enabler enhancing your bordeless mobility life.

 

同社のスローガンを体現するべく、国境を越えて活躍する方のモバイルライフを支える存在として、世界でシェアを広げていく同社の快進撃に目が離せない。

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